ドメインとサーバーを購入したら、最初のステップはドメインをサーバーに向けることです。これがDNS解決(名前解決)で、本記事では必要最小限の概念だけで説明します。
覚えるべきレコードは2種類だけ
- Aレコード:ドメインをIPv4アドレスに向けます。例:example.comのAレコードをVPSのIPに設定;
- CNAMEレコード:あるドメインを別のドメインに向けます。wwwプレフィックスによく使われ、www.example.comのCNAMEをexample.comに向けます。
設定方法
ドメインレジストラ(またはCloudflareなどのDNSプロバイダ)にログインし、DNS管理ページで2つのレコードを追加します:
- ホスト
@(ルートドメイン)、タイプA、値=VPSのIP; - ホスト
www、タイプCNAME、値=ルートドメイン(または同じIPへのAレコードでも可)。
TTLはデフォルトのままでOK。反映は即時ではなく、世界全体では通常数分〜数時間かかります。
反映の確認
ローカルのターミナルでping example.comまたはnslookup example.comを実行します。返ってきたIPがVPSのIPなら反映済みです。古いIPが返る場合はローカルのDNSキャッシュが残っているので、待つかネットワークを切り替えて再確認しましょう。
よくある質問
- DNSをCloudflareに預けるべき?無料で反映が速く、CDNや防御もオプションで使えるためおすすめです。本ヘルプセンターのCloudflare記事をご覧ください;
- DNSは反映されたのにサイトが開かない?サーバーでWebサービスが起動しているか、ファイアウォールが80/443を許可しているかを確認し、「サイトが開かないときのトラブルシューティング」記事の手順に従ってください;
- 複数のドメインを1台のVPSに向けられる?可能です。Webサーバーはホスト名でサイトを区別するため、1台のVPSで多数のサイトを運用できます。