WordPressは全Webサイトの4割以上を支えています。自分のVPSで運用すれば、共有ホスティングより速く自由度も高くなります。本記事では2つのインストール方法と、公開後の重要な最適化を紹介します。

事前準備

必要なもの:2コア/4GB以上のVPS(Ubuntu 22.04推奨)と、サーバーIPに向け済みのドメイン。設定方法は本ヘルプセンターのDNS設定記事をご覧ください。

方法1:コントロールパネル(初心者におすすめ)

aaPanelをインストールし、「Website」メニューからWordPressをワンクリックでデプロイします。パネルがサイトとデータベースを自動作成し、WordPressをダウンロードします。ドメインを入力し、SSLタブから無料SSL証明書を発行するだけ。全工程10分以内で完了します。

方法2:コマンドライン(LEMP)

Nginx、MySQL、PHP-FPMを手動でインストールし、データベースとユーザーを作成、WordPressをダウンロードしてWebルートに展開します。NginxのserverブロックでPHPリクエストをPHP-FPMへ渡すよう設定し、certbotでSSLを発行します。スタックを完全に制御したい方向けです。

公開後の4つの重要な最適化

  • キャッシュ:キャッシュプラグイン(LiteSpeed CacheやWP Super Cache)を導入。動的ページの静的化で速度が即改善します。
  • 画像:WebPと遅延読み込みを有効化し、商品画像や記事画像は圧縮してからアップロード。
  • セキュリティ:デフォルトのログインURLを変更し、ログイン試行を制限、本体とプラグインは常に更新。
  • バックアップ:プラグインやパネルのcronで毎日データベース、毎週サイト全体をバックアップし、サーバー外に保存。

よくある問題

「表示が遅い」はキャッシュ未導入か画像が大きすぎるのが原因。「アップロード失敗」はPHPのupload_max_filesizeを拡大。「管理画面で502」はPHP-FPMのメモリ不足が典型です。いずれも本ヘルプセンターのトラブルシューティング記事で詳しく解説しています。