Cloudflareの無料プランだけで、VPS上のサイトに3つのものが手に入ります:グローバルCDN、無料SSL、基本的なDDoS防御。本記事では導入手順と重要な設定を解説します。
導入手順
- ステップ1:Cloudflareに登録してドメインを追加。既存のDNSレコードが自動スキャンされます;
- ステップ2:ドメインレジストラで、ドメインのネームサーバー(NS)をCloudflareが割り当てた2つのアドレスに変更;
- ステップ3:NSの反映を待ちます(数分〜24時間)。CloudflareダッシュボードがActiveになれば導入完了です。
オレンジ雲とグレー雲
各DNSレコード横の雲アイコンが重要なスイッチです。オレンジはトラフィックがCloudflareを経由(実IPを隠し、CDNと防御が有効)。グレーはDNSのみで、トラフィックはサーバーに直行します。Webサイトのレコードはオレンジに、SSHなど非Webサービスはグレーのままにするか、IP直結で接続してください。
確認すべき3つの設定
- SSL/TLSモード:Full (strict)に設定し、オリジンにも証明書を導入(無料でOK)。Flexibleモードは無限リダイレクトの定番原因です;
- キャッシュ:静的アセットはデフォルトでキャッシュされ、通常は調整不要。サイト改修後に表示が古い場合は「Caching」からPurgeを;
- セキュリティレベル:攻撃を受けたら「Security」で一時的にUnder Attackモードを有効化。訪問者には5秒のチャレンジ画面が表示されます。
中国本土からのアクセスへの影響
Cloudflare無料プランには中国本土のノードがないため、本土からの訪問者は海外POPを経由し、レイテンシが上がる可能性があります。主要ユーザーが本土にいる場合は、コアドメインをグレー雲のまま(日本ノード自体の低レイテンシを活用)にし、海外ユーザー向けドメインだけオレンジ雲にするのがおすすめです。