IPv4 アドレスは以前から枯渇しており、IPv6 は事実上尽きることのないアドレス空間を提供します。現在では多くの VPS が既定で「デュアルスタック」(IPv4 と IPv6 の両方)に対応しています。IPv6 を使うかどうかは用途によります。

1. IPv6 が生まれた理由

IPv4 のアドレスは約 43 億個しかなく、長らく不足しています。そのため専用 IPv4 の価格は上がり続けています。IPv6 のアドレス数は天文学的で、不足を根本から解消します。

2. 利点

  • 潤沢で、多くの場合無料または安価:多くの事業者が大きな IPv6 ブロックを提供します。
  • 経路が良い場合がある:一部の ISP は IPv6 のピアリング品質が高いです。
  • 将来への備え:モバイル網や新しい端末で IPv6 の比率は上がり続けています。

3. VPS での使い方

多くの VPS はデュアルスタックで、IPv4 と IPv6 の両方が割り当てられます。サイトを IPv6 対応にするには:

  • DNS に A(IPv4)と AAAA(IPv6)の両方のレコードを追加します。
  • サービス(Nginx など)が IPv6 で待ち受けているか確認します:listen [::]:80;
  • IPv6 のファイアウォール規則を忘れないでください(ip6tables、ufw は既定で処理します)。

4. 必要なのは誰か

モバイル向け、海外向け、あるいは IPv4 のコストを抑えたい用途に有効です。IPv6 のみの環境はまだ一般的ではないため、IPv4 を捨てて IPv6 のみにしないでください。一部の利用者から到達できなくなります。

5. 注意点

IPv6 を有効にしたら、ファイアウォールが IPv6 のポートも同様に絞れているか確認してください。IPv4 は堅いのに IPv6 が開けっ放し、というのはよくある穴です。デュアルスタックのご相談は @aliyun370 まで。