「攻撃を受ける」ことはサイト運営者の最大の不安のひとつです。DDoS は通常の VPS を瞬時に落とします。本記事では DDoS とは何か、通常の VPS が受けるとどうなるか、そして高防を買うべきかを説明します。

1. DDoS とは

DDoS(分散型サービス拒否)は、巨大なボットネットを使ってあなたの IP に一斉にトラフィックやリクエストを浴びせ、帯域やサービスを飽和させて実際の利用者が到達できなくする攻撃です。規模は Gbps 単位で語られることが多いです。

2. 通常の VPS が受けるとどうなるか

  • 他の顧客を守るため、データセンターは攻撃対象の IP に対して通常「ブラックホール」(null route)を発動し、その IP のトラフィックを一定時間(数十分から数時間)すべて破棄します。その間、あなたのサイトは完全に到達不能になります。
  • つまり通常の VPS の「耐性」とは、実際にはデータセンターのブラックホール閾値であって、本当の防御ではありません。

3. 高防 VPS の仕組み

  • トラフィックの洗浄:トラフィックをまず洗浄センターへ通し、攻撃分を識別して破棄し、正常な分だけをオリジンへ流します。
  • 防御の上限:高防プランは「X Gbps まで防御」と表記します。上限を超えればブラックホールは依然として起こりえます。
  • 代償は費用の増加と、わずかな遅延の増加です(トラフィックが洗浄センターを迂回するため)。

4. 高防を買うべきか

  • 一般的なブログや企業サイトが狙われることはまれです → 高防は不要。費用を節約してください。
  • ゲーム、金融、競争の激しい分野、あるいは過去に攻撃された経験がある → 高防を検討。
  • 費用を抑える代替策:ウェブサイトの前段に Cloudflare を置く(オリジン IP を隠しつつ基本防御が無料)と、多くの CC 攻撃や中小規模の攻撃を防げます。小規模サイトにはこれで十分です。

高防が必要か判断がつかない場合は、用途を SharkCloud サポート(Telegram @aliyun370)にお伝えいただければ評価します。